マッキントッシュとヘイワードの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 14:43 UTC 版)
「ロス海支隊」の記事における「マッキントッシュとヘイワードの死」の解説
5人の生存者はアザラシの肉を食して緩りと体力を快復させた。氷が厚すぎてエバンス岬までの最後の行程が危険性あるものだったので、その食料と環境の単調さが退屈させるものになった。5月8日、マッキントッシュがヘイワードと共に氷を渡ってエバンス岬まで行くリスクを負うつもりだと宣言した。仲間の強い反対を押し切って2人は出発し、1時間もしないうちに吹雪の中に見えなくなった。嵐が収まった後に残りの3人が2人を探したが、割れた氷の端まで続く足跡を見つけただけだった。マッキントッシュとヘイワードは二度と見つからなかった。薄くなっていた氷の間に落ちたか、浮氷で海上に流されたかだった。リチャーズ、ジョイス、ワイルドは7月15日まで待機してからエバンス岬に向かった。そこでスティーブンス、コープ、ジャック、ゲイズと再会することができた。この日は極夜の中で部分月食が起きた日であり、行程を照らす光が暗くなった。
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