マゼランクロスとは? わかりやすく解説

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マゼラン‐クロス【Magellan's Cross】

読み方:まぜらんくろす

フィリピン中央部セブ島都市セブにある木製十字架1521年マゼランフィリピン上陸に際して作られたもの。この地の有力者だったフマボン王とファナ王女、および400人の臣下フィリピン最初に洗礼受けた場所に置かれ1984年八角形の堂が建てられた。


マゼランクロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/16 04:57 UTC 版)

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マゼランの十字架

マゼランの十字架 (Magellan’s Cross) とはポルトガルスペインの探検家であるマゼラン1521年3月15日にフィリピンセブ島に到着した時に打ち込んだ十字架である[1][2]

概要

この十字架はセブ市の中心のマゼラン通りに面したサント・ニーニョ教会英語版の隣のチャペルの中にある。本物の十字架はチャペルの中心で見つけられた木造の十字架の中に入れられていると十字架の下の看板には記載されている。本物の十字架には奇跡の力があると信じられているため、観光客が記念品としてこの十字架を切り取ってしまうことを防ぐようにチンダロ(学名: Afzelia rhomboidea)というマメ科の木から作られた覆いにより保護されている[3]。しかしマゼランの死後、本物の十字架は破壊されたか紛失したため、この十字架はフィリピンでのキリスト教の布教に成功した後、スペイン人によって打ち込まれたレプリカである[1][2][4]

マゼランの十字架のある建物
入り口
十字架の下の標識

脚注

座標: 北緯10度17分35.9秒 東経123度54分6.5秒 / 北緯10.293306度 東経123.901806度 / 10.293306; 123.901806


マゼランクロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:46 UTC 版)

セブ」の記事における「マゼランクロス」の解説

マゼラン1521年造ったといわれる大きな木製の十字架。現在は六角堂収められている。フィリピンにおけるキリスト教第一歩となる。十字架煎じて飲むと病に効くと信じられ持ち帰るものが後を絶たなかったため、現在は固い木で作ったカバー覆われている。

※この「マゼランクロス」の解説は、「セブ」の解説の一部です。
「マゼランクロス」を含む「セブ」の記事については、「セブ」の概要を参照ください。

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