ポーランドの民謡の主題による幻想曲とは? わかりやすく解説

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ショパン:ポーランドの民謡の主題による幻想曲 イ長調

英語表記/番号出版情報
ショパン:ポーランドの民謡の主題による幻想曲 イ長調Fantasie sur des airs nationaux polonais A-Dur Op.13 CT41作曲年1829年  出版年1834年  初版出版地/出版社Leipzig, Paris and London  献呈先: Johanna Peter Pixis

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 序奏 ラルゴで、あまり甚だしくなく Introduction: Largo Non Troppo No Data No Image
2 エア 〈月はもう沈み〉、アンダンティーノ Air: Juz Miesiac Zaszedi: Andantino No Data No Image
3 クピンスキの主題による、アレグレット Theme De Charles Kurpinski: AllegrettoNo Data No Image
4 クヤヴィアクヴィヴァーチェ Kujawiak: VivaceNo Data No Image

作品解説

2007年9月 執筆者: 齊藤 紀子

 ヨハン・ペーター・ピクシス献呈18歳ショパン書いたポプリ風の作品で、ポーランド民謡舞踏主題織り込んで発表当時ポーランド好評博した

 序奏3つの部分から成りイ長調統一されている。ラルゴ・ノン・トロッポの4分の4拍子による序奏は、オーケストラ開始しカンタービレ指示されピアノ引き継がれる。従って、ピアノ・コンチェルトと同じ形式、すなわちオーケストラ開始しピアノがこれを受け継ぐ形がとられていると言える第1部では、ポーランド民謡「もう月は沈み」に基づく8分の6拍子主題自由に扱われる第2部では、主調平行調にあたる嬰ヘ短調転調し、4分の2拍子の、カロル・クルピンスキによる主題変奏される。(クルピンスキは、ショパンワルシャワデビューしたコンサート1830年3月17日)の際に、ピアノ協奏曲第2番などを指揮した音楽家である。)その後、モルト・ピウ・モッソの間奏経て第3部へと続く。第3部ポーランド民族舞踊マズルカ1種クヤヴィアクによる主題自由に扱う。左右の手によるユニゾン開始する。そして、コーダ兼ねたブリランテで曲を閉じ

Fryderyk Chopin “Utwory na fortepian i orkiestre” ed. I.J. Paderewski, L. Bronarski, J. Turczynski Warszawa : Instytut Fryderyka Chopina 1962




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