ポーの一族 (1972年の漫画)
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「ポーの一族」(ポーのいちぞく)は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタジー漫画作品『ポーの一族』シリーズのうち、『別冊少女コミック』1972年9月号から12月号にかけて連載された作品である。以下、本作を「ポーの一族」、シリーズ作品を『ポーの一族』と区別する。
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- ^ 『別冊少女コミック』1972年9月号掲載の「ポーの一族」第1話1ページ目に「不死の生命を持つバンパネラ……その一族を描く3部作〈第1話〉」と記されている。
- ^ 『少女コミック』掲載作品の単行本「フラワーコミックス」で、最初に発刊されたのが『ポーの一族』第1巻である。
- ^ 本作中において年代表記はないが、「ランプトンは語る」の最終ページに掲示されているオービンによる年表に、「1879年 - 1887年 リデル、森でエドガーとアランと暮らす」と記されており、本作の直後にリデルがエドガーとアランに拾われていることから本作は1979年に特定される。
- ^ 作品の中では「市(シティ)」と呼ばれるだけで地名が明らかにされていないが、「ポーの一族」構想メモ(『週刊少女コミック フラワー・デラックス』1976年8月28日号に掲載)には「イギリス、ドーバー」と記されている。
- ^ エドガーは前作「ポーの村」の中でも「メリーベルのためにだけ生きてるんだ」と語り、「メリーベルと銀のばら」で不本意にバンパネラにされてしまい、その呪われた身で生き続けることを苦痛に感じる一方で、最愛の妹をその呪われた一族に自ら加えてしまったことを後悔し続けており、これらのセリフでその心情を吐露している。
- 1 ポーの一族 (1972年の漫画)とは
- 2 ポーの一族 (1972年の漫画)の概要
- 3 外部リンク
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