ポンス (ドック型輸送揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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ポンス (ドック型輸送揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 18:43 UTC 版)

基本情報
建造所 ロッキード造船
運用者  アメリカ海軍
艦種 ドック型輸送揚陸艦
艦歴
進水 1970年5月20日
就役 1971年7月10日
退役 2017年10月14日
要目
基準排水量 9,201 トン(軽荷)
満載排水量 16,590 トン
全長 173.7 m
最大幅 30.4 m
吃水 6.7 m
機関 蒸気タービン
主機 2基
推進 2軸
出力 24,000hp
速力 21ノット (39 km/h)
乗員 士官24名、下士官・兵396名
搭載能力 海兵隊員 900名
兵装 Mk 38 25mm単装機銃 2基
ファランクスCIWS 2基
M2 12.7mm機銃 8基
LaWs レーザー兵器システム
搭載艇 LCACエアクッション揚陸艇 1隻、LCU 1隻、LCM-4 4隻、LCM-6 9隻、AAV7 24輛のいずれか
搭載機 CH-46 6機
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ポンス(USS Ponce,LPD-15[1]は、アメリカ海軍トレントン級ドック型輸送揚陸艦の2番艦である。過去、レーザー兵器を搭載し実験を行った。母港はノーフォーク海軍基地であった。

レーザー兵器

2014年レーザー兵器システム(LaWS: Laser Weapon System)の試作品が艦載され、2014年8月から1年間に及び運用試験を行った。NAVSEA (Naval Sea Systems Command) によって開発され、30 kW 級の出力を持っており、これは商用の5.4 kW 級レーザーを6基束ね、そこにアメリカ海軍研究所 (Naval Research Laboratory) が開発したビーム・コンバイナーが組み込まれた構造をしている。またコスト削減を目的に、取り付け台や望遠鏡、赤外線センサーなどは既存の部品が多く用いられている。

2017年には、CNNが前述のレーザー兵器の実験を取材した[2]

脚注

  1. ^ かな表記は「ポンセ」がより近い。艦名はフアン・ポンセ・デ・レオンから命名された。
  2. ^ 米海軍、太平洋で新型レーザー兵器の実験成功 無人機を破壊”. CNN (2020年5月23日). 2020年5月22日閲覧。



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