ホーリネス強制解散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 00:13 UTC 版)
「ホーリネス弾圧事件」の記事における「ホーリネス強制解散」の解説
1943年4月、文部省は宗教団体法に基づき、第六部と第九部の、教会設立認可の取り消し処分と教師を辞任させるように、日本基督教団の富田満統理に通知した。これを受けて、日本基督教団は、獄中にある教師と家族に、教会設立認可の取り消しと、教師の自発的な辞職を求める通知を行った。そして、日本基督教団内のホーリネス系の教会は強制的に解散させられた。 日本基督教団財務局長の松山常次郎は、「結社禁止は当然の処置であるとおもう。日本においてキリスト者が再臨問題をとりあげて説くことがそもそもの間違いである。」と述べた。 富田統理はホーリネスの学的程度が低いからだといって弁明した。
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