ホーエンシュヴァンガウ城とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > > ドイツの城 > ホーエンシュヴァンガウ城の意味・解説 

ホーエンシュバンガウ‐じょう〔‐ジヤウ〕【ホーエンシュバンガウ城】


ホーエンシュヴァンガウ城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 10:18 UTC 版)

座標: 北緯47度33分20秒 東経10度44分10秒 / 北緯47.55556度 東経10.73611度 / 47.55556; 10.73611

ホーエンシュヴァンガウ城
ホーエンシュヴァンガウ城
ノイシュヴァンシュタイン城より眼下に望む

ホーエンシュヴァンガウ城(ホーエンシュヴァンガウじょう、Schloß Hohenschwangau)は、ドイツバイエルン州フュッセン近郊、ホーエンシュヴァンガウにある、19世紀に建築されたである。マクシミリアン2世によって改築された。

概要

1832年、マクシミリアン2世は12世紀に建設されたが廃墟になっていたシュヴァンシュタイン城を購入した。そして4年ほどの歳月を費やし、古城を改築した。これがホーエンシュヴァンガウ城である。ルートヴィヒ2世は幼年時代をホーエンシュヴァンガウ城で過ごした。

この城を含むシュヴァンガウという地名は直訳すると「白鳥の里」の意味であり、この地こそがリヒャルト・ワーグナーオペラローエングリン』で有名な白鳥伝説ゆかりの地であった。こうした地元の伝説にちなみ、ホーエンシュヴァンガウ城には、至る所に中世騎士伝説を描いた壁画が描かれており、「ローエングリン」の壁画も当然そこに含まれている。この城で幼少期を過ごしたルートヴィヒ2世が長じた後、ワーグナーのローエングリンに魅了され、伝説と現実の境界を見失うようになってしまう遠因をここに求める研究者は多い。

ルートヴィヒ2世は後に、このホーエンシュヴァンガウ城の近隣にノイシュヴァンシュタイン城を建築した。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ホーエンシュヴァンガウ城」の関連用語

ホーエンシュヴァンガウ城のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ホーエンシュヴァンガウ城のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのホーエンシュヴァンガウ城 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS