ホロゴンとは? わかりやすく解説

ホロゴン【Hologon】

読み方:ほろごん

ドイツカールツァイス社製の写真超広角レンズ商標名


ホロゴン

読み方ほろごん

カール・ツアイスのエアハルト・グラッツェルが1966年開発した超広角レンズ。完全な 対称型レンズ構成持ち35mm判用として15mmF8がライカM型用に供給された。のちに、コンタックスGシリーズ用として、ホロゴン16mmF8も開発された。

ホロゴン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 00:56 UTC 版)

G用ホロゴン16mmF8一式

ホロゴンHologon )はカール・ツァイスエルハルト・グラッツェルによって発明された超広角レンズ

概要

ホロゴン

名称はギリシア語のホロス(ὅλος、「全て、完全」の意)とゴニア(γωνία、「角度」の意)に由来する。 原型の設計はきわめて強い曲率を持った厚い凹メニスカスレンズ2枚でひょうたん型の両凸レンズを挟んだ対称型の3群3枚構成である。通常の絞りは存在せず、中央の両凸レンズのひょうたん型という形状そのものが絞りとして機能する仕組みで、絞り値はf/8固定である。歪曲収差がほぼ完全に補正されている反面、周辺光量の低下が大きく、周辺から中心部に向かって暗くなる補正フィルターが用意された。また、バックフォーカスを長く取れず、一眼レフカメラでは使用できない。

その特殊性や、通常の対称型非対称型広角レンズの高性能化などのため、当初から限定的にのみ製造・販売されてきた経緯を持つ。

製品一覧

ホロゴンウルトラワイド用ホロゴン

コンタレックスシステム内のカメラホロゴンウルトラワイドに固定装着された。

コンタックスG(CONTAX G )マウントホロゴン

ライカMマウントホロゴン

出典

参考文献


ホロゴン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 07:32 UTC 版)

カール・ツァイスのレンズ製品一覧」の記事における「ホロゴン」の解説

エルハルト・グラッツェルによって発明され超広角レンズであり、歪曲収差がほぼ完全に補正されている。 詳細は「ホロゴン」を参照

※この「ホロゴン」の解説は、「カール・ツァイスのレンズ製品一覧」の解説の一部です。
「ホロゴン」を含む「カール・ツァイスのレンズ製品一覧」の記事については、「カール・ツァイスのレンズ製品一覧」の概要を参照ください。

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