ホルコンによる出玉操作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 00:51 UTC 版)
「ホールコンピュータ」の記事における「ホルコンによる出玉操作」の解説
一般メーカーが「ホールコンピュータ」として販売している製品による出玉操作は出来ない。出玉操作を行う製品とホルコンは別の製品であり、通称としてホルコンと呼ぶ場合も「ホールコンピュータ」とは異なることを理解しなければならない。違いとしては下記のようなものが挙げられる。 ホールコンピュータとはあくまでも個別の台のアウト・セーフ・大当たりなどの集計をもとにデータ管理をするための機器であり、遠隔で特定の台に出玉操作をする機器はそもそもホールコンピュータではない。 遠隔操作が可能なパチンコ・パチスロ台は風適法上、パチンコホールへの設置が認められない。なお、ホールコンピュータの集計結果に基づき、店員が遠隔ではなく直接、CR機の基盤にあらかじめ設定されている確率変動モードのいずれかを選択し、大当たりの確率を切り替えるのは合法である。 過去に発覚した出玉操作は、台に不正部品を取り付け、専用の配線・機器を介して接続される遠隔操作用PCによって行われるものが多い。攻略法販売業者などはそれら遠隔操作専用のPCを含めて「ホールコン」と呼び習わすことが多く、それが誤解を生む要因となっていると考えられる。 なお、日本の違法賭博である、「ゲーム喫茶」に風適法に違反して設置されているビデオポーカー、ビデオスロット、ビデオ麻雀では、「送り」と称して遠隔操作が公然と行われており、業界誌に専用の機器の広告が掲載されていたこともあった。
※この「ホルコンによる出玉操作」の解説は、「ホールコンピュータ」の解説の一部です。
「ホルコンによる出玉操作」を含む「ホールコンピュータ」の記事については、「ホールコンピュータ」の概要を参照ください。
- ホルコンによる出玉操作のページへのリンク