ホモイウシオス派(類似本質派)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 01:19 UTC 版)
「アリウス派」の記事における「ホモイウシオス派(類似本質派)」の解説
「子は父と本質において類似している」と主張する。半アリウス派(英語版)とも呼ばれる。アタナシオス、ポワティエのヒラリウス、カパドキア教父の働きかけによって、この派の多くは後にニカイア正統派に合流した。この派には、アンキュラのバシレイオス(在位:336-360)、エルサレムのキュリロス(在位:348/9-386)、セバステのエウスタティオス(在位:357-380)、キュジコスのエレウシオス、ラオディケイアのゲオルギオス等がいる。コンスタンティウス帝も一時期、ホモイウシオス派に傾いていた 。 w:Homoiousian参照 この派の一部は「聖霊は被造物である」と主張する聖霊神性否定論を主張しプネウマトマコイ派(英語版)と呼ばれ、後にマケドニオス派とも呼ばれた。「プネウマトマコイ」は「聖霊に対して戦う人々」を意味する。
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