ページングメモリとスワップパーティション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:08 UTC 版)
「AmigaOS」の記事における「ページングメモリとスワップパーティション」の解説
AmigaOS 4.0の最新アップデート版では、物理メモリを割り当て、システムが不活発なときにデフラグメンテーションを行う新たな知的システムを導入した。スラブアロケーション方式に基づくもので、ページングメモリを扱う機能もあり、AmigaOSでも物理メモリの内容を二次記憶装置に退避させスワップする一種の仮想記憶が可能となった。その後、ページング方式が評価され AmigaOS 4.1で最終的に実装された。AmigaOS 4.0では物理メモリの操作にバディ・システム・アルゴリズムを使っている。 AmigaOS 4.1では、オプションで任意の大きさのスワップパーティションを作成でき、OSインストール時に独立したパーティションとしてフォーマットする。スワップメモリは、デフラグメンテーションを行ってもメモリ要求を満たせないときに自動的に使われる。スワップメモリを使うかどうかは AmigaOS システムの Preferences にあるオプションボタンで指定でき、任意の時点で物理メモリのみで動作するよう設定できる。
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