ベニヘラサギとは? わかりやすく解説

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紅篦鷺

読み方:ベニヘラサギ(beniherasagi)

トキ科

学名 Platalea ajaja


ベニヘラサギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:11 UTC 版)

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ベニヘラサギ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: トキ科 Threskiornithidae
: ヘラサギ属 Platalea
: ベニヘラサギ P. ajaja
学名
Platalea ajaja
和名
ベニヘラサギ
英名
Roseate Spoonbill

ベニヘラサギ(紅箆鷺、学名Platalea ajaja)とは、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。

分布

アメリカのメキシコ湾沿岸から中央アメリカ南アメリカ西インド諸島に分布する。

形態

体長は69-81cm。翼開長は約120cm。頭と喉は皮膚が裸出していて緑褐色である。頸から上背にかけては白色で、体のそれより下の部分は次第にピンク色をおびている。特に翼や腰は鮮やかなピンク色になる。前胸に赤色の房状の飾羽がある。嘴はやや黄色みがかった灰色、足は黒赤色である。

幼鳥は、体色のピンク色が薄く、嘴は黄色い。頭部はほとんど羽毛に覆われている。約3年で成鳥羽になる。

生態

湖沼、河川、湿地、などに生息する。

食性は主に動物食で、魚類甲殻類昆虫類などを捕食する。また、植物の種子などを食べることもある。

繁殖形態は卵生。繁殖期はコロニーを形成するが、しばしばトキコウ類やサギ類と混合コロニーとなる。雄が巣材を集め、雌が樹上に巣を作る。 1腹2-5個の卵を産み、抱卵期間は23-24日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約35-45日で巣立ちする。

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、94頁



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