プール下手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:03 UTC 版)
2003年10月12日の京都大賞典後に、右前脚の繋靭帯炎が判明。10月23日から福島県いわき市のJRA競走馬総合研究所常盤支所に入所し、治療・リハビリテーションに入っていた。競走馬のリハビリテーション施設である常盤支所は、脚の負担が小さいプール調教を行っているが、ヒシミラクルは泳ぎが下手で、プールを全く進めなかった。通常泳ぎの下手な馬は、ムチで前進を促すが、ヒシミラクルには通用しなかった。そこで頭の後ろで空き缶を鳴らしたり、棒で水面を叩いたりする工夫がなされたが、前進は難航したという。『優駿』編集部が取り上げたある一日では、通常の馬が34、35秒、上手い馬が20秒台で走るコースを、ヒシミラクルは48秒かかっていた。
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