プログラミング作業におけるベンチマーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/19 15:29 UTC 版)
「ベンチマーク」の記事における「プログラミング作業におけるベンチマーク」の解説
ある特定の機能を果たすプログラムを書くときに複数の手法が存在した場合、どの手法が最も効率的かを知る上でベンチマークを取る。このときに使うベンチマークは次節以降で紹介される、既成のベンチマークソフトを使うのではなく、下に示すような調査項目を記録できる処理を作成し、それをプログラム中に埋め込んで実行し、計測する。 また、コンパイラの設定によっては同じソースでも実行効率が変わるので、この点を明らかにする際もベンチマークを取ってどれが最善か調べる。特に、多種のCPUアーキテクチャ上で実行されるプログラムを作っているならば、この作業は入念に行う価値がある。 主な調査項目: 特定の処理を終えるまでにかかる時間 特定の時間内に処理できた回数 メモリ消費量の推移 ディスクアクセスの頻度 ページングの回数・量 温度の推移
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