プレイングまたはコース ハンディキャップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:34 UTC 版)
「ハンディキャップ (ゴルフ)」の記事における「プレイングまたはコース ハンディキャップ」の解説
ほとんどの主要なハンディキャップシステムでは、プレーヤーは自身の持つハンディキャップ値(あるいはハンディキャップインデックス)をそのまま使うのではなく、これを基にプレイングハンディキャップあるいはコースハンディキャップを算出したうえで使用する。一部のシステムではそのようなプロセスがなく、単に整数に丸めるだけ、というものも存在する。ただし、スロープレーティングを使用するシステムにあってはコースハンディキャップ算出のための計算が必要となる: Course handicap = ( handicap index × slope rating ) 113 {\displaystyle {\mbox{Course handicap}}={\frac {({\mbox{handicap index}}\times {\mbox{slope rating}})}{\mbox{113}}}} または Course handicap = ( handicap index × slope rating ) 113 + ( course rating − par ) {\displaystyle {\mbox{Course handicap}}={\frac {({\mbox{handicap index}}\times {\mbox{slope rating}})}{\mbox{113}}}+({\mbox{course rating}}-{\mbox{par}})} 例えばハンディキャップインデックスが 14.2 のプレーヤーがコースレーティング 69.2、スロープレーティング 130 のコース(パー 72)を競技プレーする場合、第 1 の式ではプレイングハンディキャップ 16.3 が適用される。第 2 の式では 13.5 となる。この時のスクラッチプレーヤーのプレイングハンディキャップはそれぞれ 0 および -2.8 となる。 USGA およびゴルフオーストラリアのシステムでは第1の式を使用し、WHS、EGA、Golf RSA(南ア)システムでは第2の式を使用する。CONGU統一ハンディキャップシステムではプレーヤーの持つハンディキャップを整数に丸めたものがプレイングハンディキャップに使われ、アルゼンチンシステムではプレーヤーのハンディキャップがそのまま使われる。 プレイングハンディキャップは競技プレー形式によってはストローク数を対戦者間での遣り取りのために使われたりもする。
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