プリンセスバード号とは? わかりやすく解説

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プリンセスバード号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 02:06 UTC 版)

プリンセスバード号(プリンセスバードごう)は兵庫県姫路市鳥取県鳥取市を結ぶ高速バスである。

愛称は、姫路市の「姫」(:Princess)と鳥取市の「鳥」(:Bird)に由来するものである[1]

概説

この区間には1950年に神姫合同自動車(現:神姫バス)・日ノ丸自動車の2社が特急バスを運行開始しており、当初は高速道路が路線になく、全線一般道での運行だった[2]。そればかりではなく、一般の路線バス同様、どの停留所間も乗降が自由であった。その後、1991年に福崎 - 佐用間を中国自動車道経由とする高速バスとなったが、智頭急行の開業等により1997年に日ノ丸自動車が撤退し、その後は神姫バスのみで運行していたものの、2001年に運行を終了していた[2]

しかし、鳥取自動車道が一部を除きほぼ全線開通したことから、2010年3月29日より「プリンセスバード号」の愛称で復活したものである[2]

1日2往復運行。席は全席自由席(予約不要)。楽天トラベルでも事前購入ができる。

歴史

運行概要

運行経路

太字は乗降扱い停留所。

姫路駅(北口) - 姫路城大手門前 - (国道312号 - 砥堀ランプ - 播但連絡道路 - 中国自動車道) - 夢前 - 山崎IC - (中国自動車道 - 鳥取自動車道) - 佐用平福 - 大原IC - 西粟倉 - 智頭福原 - 用瀬PA - 河原IC - (鳥取自動車道 - 鳥取南IC - 国道53号) - 鳥取駅バスターミナル - 日ノ丸本社前 - 鳥取大学前
  • 揖保川PAで休憩[3]。2023年9月30日まで運行していた神姫バス担当便は途中休憩なし。
  • 下り(鳥取行)は、日ノ丸本社前時点で乗客がいない場合、そこで運行を打ち切る[3]
  • 姫路駅(北口) - 山崎IC間、智頭福原 - 日ノ丸本社前・鳥取大学前間相互の利用は不可。

運行事業者

過去の運行事業者

使用車両

  • 4列シート
  • トイレ(設置されていない場合あり)
  • 神姫バスの車両は姫路駅 - 大阪空港線および姫路駅 - 関西空港線と共用のため、PiTaPaICOCAのICカード対応機器(NicoPaは使用できない)が搭載されているが、当路線では使用できなかったため、ICカード対応機器を使用停止扱いとして運行していた。

特記事項

参考文献

脚注

  1. ^ “姫鳥”高速バス復活 鳥取自動車道開通に合わせ”. 日本海新聞 (2010年3月30日). 2010年4月24日閲覧。
  2. ^ a b c d 鈴木文彦「Bus CORNER」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、155頁。 
  3. ^ a b c 高速バス 姫路-鳥取線|神姫高速バス情報サイト”. 神姫バス (2018年4月3日). 2018年12月8日閲覧。

関連項目

外部リンク




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