プラネタリー波とは? わかりやすく解説

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プラネタリー‐は【プラネタリー波】

読み方:ぷらねたりーは

大気中に生じ地球規模の波。東西方向大きな波長をもち、中緯度では2〜3波長程度地球一周するヒマラヤ山脈などの大規模な山脈や、海洋大陸温度差によって発生し偏西風蛇行要因となる。理論的にロスビー波として説明される惑星波


プラネタリー波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/15 01:52 UTC 版)

プラネタリー波(プラネタリーは)とは、偏西風の波動のうちの1つである。

偏西風は南北に波打ちながら流れているが、そこには規模の違いで分けられる3つの波が存在している。最も規模が大きいのがこのプラネタリー波であり、惑星規模である。次に大きいのが総観規模の傾圧不安定波である。さらに小さいものは中小規模擾乱に伴う波であり、これは天気図上で確認することは不可能である。

このプラネタリー波は、主に大規模山脈(ヒマラヤ山脈など)、大陸海洋の温度差などから発生する。このため、停滞性の波でありほとんど動かない。また、大規模山脈や大陸がほとんどない南半球ではほとんど発達しない。

波長は10,000km以上あり、地球を1周する間に2~3回ほど波打つ。



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