プッシュ型広告

デジタル大辞泉

プッシュがた‐こうこく〔‐クワウコク〕【プッシュ型広告】

読み方：ぷっしゅがたこうこく

《pull advertising》広告主側が主体となり、不特定多数に向けて配信する広告の総称。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのメディアを通じた広告のほか、ファクシミリや電子メールによる広告を指す。⇔プル型広告。

IT用語辞典バイナリ

プッシュ型広告

読み方：プッシュがたこうこく
別名：プッシュ型アド

プッシュ型広告とは、広告をターゲットユーザーに対して能動的に露出し、情報を届ける配信方式である。広告のプッシュ型情報配信、とも言い換えられる。

プッシュ型広告は、ユーザーが広告の内容に興味や意識を特に向けていない状況において、広告をユーザーに届ける方式である。バナー広告や再生前動画広告などはプッシュ型広告の典型といえる。プッシュ型広告は、ユーザー自身が意識していない潜在的な需要を喚起できる可能性が見込めるが、他方、多くのユーザーにとっては「邪魔な情報の押し付け」と感じられやすい。

プッシュ型広告は「プル型広告」と対比される方法である。プル型広告はユーザーの能動的な行動に応える形で広告を露出される方式である。たとえばウェブサイトにアクセスしてもらう、関連性の高いキーワードが検索された際に検索連動型広告として表示する、といった手法はプル型広告に該当する。