ブースト・ターボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:54 UTC 版)
元々はストックカーレースなどのレギュレーションによりモーターの交換が出来ない事から、ブラシレスモーターの可変進角を生かしてESCの設定で進角を増やし、モーターの規格回転数以上に回転を上げスピードを得る機構だったものをドリラジに応用したもの。特に二駆ドリではギヤ比を落とした方がコントロール性が上がるが、比例して最高速が伸びなくなる。そこでブーストとターボを使用し、ローギヤでもスピードを得られるようになった。ブーストは進角開始の設定回転数と進角の度数、ターボは設定回転数またはフルスロットルで設定した進角を開始する機構で、両方を併用すれば爆発的な加速が得られるため、一時的にAWD車に匹敵するスピードで走ることも可能となる。ブースト・ターボの付与はそれをプログラムで設定できるESCと、可変進角が利用できるセンサー付きブラシレスモーターが必要。ただしブースト・ターボの進角の付け過ぎはバッテリーとモーターにかなり負担をかけるため注意を要する。またコントロールに慣れればギヤ比を上げてスピードを伸ばせるため、必ずしも必要とする設定ではない。
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