ブロムカリ【(ドイツ)Bromkali】
読み方:ぶろむかり
臭化カリウム
(ブロムカリ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 08:42 UTC 版)
臭化カリウム(しゅうかカリウム、英: potassium bromide)は化学式 KBr で表されるカリウムの臭化物である。水酸化カリウムと臭化水素の中和反応によって生成する。水溶液は中性で、カリウムイオンと臭化物イオンに電離している。常温常圧では無色の固体である。硫酸との反応で臭素が遊離する。
- ^ “2. てんかん症候群”. てんかん情報センター (国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター) 2022年1月5日閲覧。
- 1 臭化カリウムとは
- 2 臭化カリウムの概要
- 3 用途
- 4 脚注
ブロムカリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:54 UTC 版)
抑制剤の一つだが、抑制剤として本来求められている「弱感光部への現像液の作用を抑制する作用」は持たない(なお現在でもこの作用を有する薬剤は見つかっていない)。カブリの発生を抑制するので抑制剤に分類されている。また感度を幾分遅くする効果がある。これが加えられた現像液は幾らかなりとも現像時間が長くなるが、現像液は反復使用するとブロムソーダなどの臭化物が副産物として生成され、それにより現像時間が少し長くなるのと同じ原理である。これら副産物の臭化物は現像作用そのものを抑制する作用を持っており、結果として原版が露出不足のような感じになる。ただし、古くからブロムカリは不要との考えがあり、露出が特別過度の時や感光膜の腐敗変質の時以外は使わなくとも良いともされている。特に微粒子現像液では処方されないことが多い。
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