ブロック・バウアーズ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/09 08:21 UTC 版)
Brock Bowers | |||||||||
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ジョージア大学でのバウアーズ
(2022年) |
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ラスベガス・レイダース #89 | |||||||||
ポジション | タイトエンド | ||||||||
生年月日 | 2002年12月13日(22歳) | ||||||||
出身地 | ![]() カリフォルニア州ナパ |
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身長: | 6' 3" =約190.5cm | ||||||||
体重: | 243 lb =約110.2kg | ||||||||
経歴 | |||||||||
高校 | ナパ高等学校 | ||||||||
大学 | ジョージア大学 | ||||||||
NFLドラフト | 2024年 / 1巡目全体13位 | ||||||||
所属歴 | |||||||||
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受賞歴・記録 | |||||||||
オールプロ選出(計1回) | |||||||||
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プロボウル選出(1回) | |||||||||
2024 | |||||||||
その他受賞・記録 | |||||||||
NFL記録
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NFL 通算成績 (2024終了時点) |
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Player stats at PFR |
ブロック・アレン・バウアーズ(Brock Allen Bowers, 2002年12月13日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ナパ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのラスベガス・レイダースに所属している。ポジションはタイトエンド。
経歴
カレッジ
ジョージア大学では1年目の2021年シーズン、同じポジションの上級生ダーネル・ワシントン、アリク・ギルバートと併用される予定だったが、ワシントンが怪我で離脱し、ギルバートは個人的な理由でチームを離れたため、出場機会が増加した[1]。開幕2試合目のUAB戦では100レシーブ獲得ヤード、2つのレシービングTDを記録した[2]。アラバマ大学とのSECチャンピオンシップでは10レシーブ、139レシーブ獲得ヤード、1つのレシービングTDを記録したが、チームは敗れた[3]。CFPナショナルチャンピオンシップの準決勝にあたるミシガン大学とのオレンジボウルでは5レシーブ、55レシーブ獲得ヤード、1つのレシービングTDを記録し、勝利に貢献した[4]。ナショナルチャンピオンシップではアラバマ大学と再戦。試合終盤にリードを広げるレシービングTDを記録するなどして勝利に貢献し、チームは41年ぶりとなる全米制覇を成し遂げた[5]。シーズン全体で56レシーブ、882レシーブ獲得ヤード、13のレシービングTDを記録してSECの新人王を受賞し、オールアメリカンセカンドチーム、オールSECファーストチームに選出された[6]。
2022年シーズン、2022年10月29日のフロリダ大学戦で5レシーブ、キャリアハイとなる153レシーブ獲得ヤード、73ヤードのレシービングTDを記録した[7]。CFPナショナルチャンピオンシップの準決勝にあたるオハイオ州立大学とのピーチボウルでは4レシーブ、64レシーブ獲得ヤードを記録して勝利に貢献した[8]。TCUとのナショナルチャンピオンシップでは7レシーブ、152レシーブ獲得ヤード、1つのレシービングTDを記録。チームは65-7と圧勝し、連覇を成し遂げた[9]。シーズン全体では63レシーブ、942レシーブ獲得ヤード、7つのレシービングTDを記録してオールアメリカンファーストチームに選出され、カレッジで最も優れたタイトエンドに贈られるジョン・マッキー賞を受賞した[10][11]。
ラスベガス・レイダース
2024年のNFLドラフト1巡全体13位でラスベガス・レイダースに指名されて入団した。
2024年シーズン、第14週のタンパベイ・バッカニアーズ戦でシーズン87回目のレシーブを記録し、前年にサム・ラポルタが作ったルーキーTEによるシーズン最多レシーブ数の記録を更新した[12]。第16週のジャクソンビル・ジャガーズ戦で11レシーブ、99ヤードを記録して、シーズン100レシーブ、1000レシーブ獲得ヤードを達成。1961年のマイク・ディトカ、2021年のカイル・ピッツに次いでタイトエンドとして同一シーズンに100レシーブ、1000レシーブ獲得ヤードを記録した史上3人目の選手となった[13]。第17週のニューオーリンズ・セインツ戦では1961年にディトカが記録した1076ヤードを上回り、ルーキーTEによるシーズン最多レシーブ獲得ヤードの記録を更新したほか、106回目のレシーブで、前年にプカ・ナクアが記録したルーキーによるシーズン最多レシーブ数の記録を更新した[14]。
脚注
- ^ “UGASports - Here's what made Brock Bowers America's top tight end”. uga.rivals.com (2022年8月31日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ “UGASports - The Daily Recap: Brock Bowers impresses teammates”. uga.rivals.com (2021年9月14日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ Towers, Chip. “A closer look at No. 1 Georgia’s loss to No. 3 Alabama” (English). The Atlanta Journal-Constitution. ISSN 1539-7459 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Georgia 34-11 Michigan (Dec 31, 2021) Final Score” (英語). ESPN. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Brock Bowers recalls touchdown catch in national championship game” (英語). On3 (2022年8月17日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Kirby Smart selected Associated Press SEC Coach of Year, Brock Bowers Newcomer of Year” (English). DawgNation (2021年12月8日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Georgia's Brock Bowers makes incredible 73-yard TD catch after multiple deflections” (英語). Yahoo Sports (2022年10月29日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Peach Bowl: The 5 plays that powered Georgia's 42-41 win over Ohio State” (英語). Yahoo Sports (2023年1月1日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Brock Bowers unsurprisingly at his best in national championship win: ‘His future is limitless’” (English). DawgNation (2023年1月11日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ Rowe, Jake (2022年12月13日). “ESPN names trio of Georgia players to All-American team” (英語). On3. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “Georgia’s Brock Bowers Wins John Mackey Award” (英語). University of Georgia Athletics. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “レイダースTEバワーズが新人TEとして史上最多レシーブ数を記録”. NFL JAPAN (2024年12月9日). 2024年12月23日閲覧。
- ^ “レイダースTEバワーズが新人TEとして史上3番目の1000ヤード超えと史上初のキャッチ100回を達成”. NFL JAPAN (2024年12月23日). 2024年12月23日閲覧。
- ^ “レイダースTEブロック・バワーズが63年ぶりに新人TEレシーブヤード記録を更新”. NFL JAPAN (2024年12月30日). 2025年3月25日閲覧。
外部リンク
クォーターバック
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