ブランドイメージ向上施策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:55 UTC 版)
「フォード・ジャパン」の記事における「ブランドイメージ向上施策」の解説
日本ではフォード=アメリカ車というイメージが強くヨーロッパ製フォード車もアメリカ車とみなされ、マツダOEM車両も並行販売しているため輸入フォード車もマツダのバッジエンジニアリングだと誤解される、などフォードに対する一般認知度の低さや、前述の低価格路線によるブランドイメージ悪化などの問題を解消するため2000年より下記の見直し策を実施した。 マツダとフォード各々のブランドを明確化するためにマツダOEM車の販売を中止(ただしトリビュートの兄弟車であるエスケープは継続)する。 各店舗の内外装をFJLで定めた統一基準デザインに準拠する。 SUV・スポーツ系車種はアメリカ製、その他の車種はヨーロッパ製として広告面で強調する。 フォード=廉価というイメージを払拭し、プレミアム性向上のため低価格路線の撤廃。 本施策では主力商品のマツダOEM車販売中止による販売台数の低下や、ブランドイメージの確立よりも先に店舗数の減少などの悪影響が発現し、プレミアム性向上を目的としながら2002年にリンカーンの販売を取り止めるなど矛盾点も散見された。
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