フロントエンドシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 14:00 UTC 版)
「PDP-10」の記事における「フロントエンドシステム」の解説
KLクラスのマシンを立ち上げるには、内蔵されているフロントエンドコンピュータ PDP-11/40 が必須である。PDP-11はデュアルポートのRP06ディスクドライブ(または8インチフロッピーディスクドライブまたはDECtape(英語版))からブートし、PDP-11にメインプロセッサを起動するコマンドを入力すると、同じRP06ディスクドライブからブートさせることになる。このPDP-11はメインプロセッサが運用状態に入るとそれを監視する機能を果たす。 KSシステムでも似たようなブート手順を採用していた。Intel 8080 がメインプロセッサのマイクロコードを外部記憶装置からロードする方式である。メインプロセッサが立ち上がると、8080はコンソールと遠隔監視ポートの制御を担当した。
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