フレデリック・クレインス
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フレデリック・クレインス(Frederik CRYNS、1970年 - )は、ベルギー出身の歴史学者。国際日本文化研究センター副所長・研究部教授。専攻は日欧交流史、科学史。
来歴・人物
ベルギー出身。1993年ルーヴァン・カトリック大学文学部卒業後、2000年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、2003年同博士課程修了、「宇田川玄真の神経観 「遠西医範」・『医範提綱』の文献学的研究」で博士(人間・環境学)。
2003年に国際日本文化研究センター助手、2006年に同助教授、2007年4月に同准教授、2020年4月より同教授、2022年4月より現職。
主な著作
単著
- 『江戸時代における機械論的身体観の受容』臨川書店、2006
- 『十七世紀のオランダ人が見た日本』臨川書店、2010
- 『オランダ商館長が見た 江戸の災害』講談社現代新書 2019 ※磯田道史解説
- 『ウィリアム・アダムス 家康に愛された男・三浦按針』ちくま新書 2021
- 『戦国武家の死生観 なぜ切腹するのか』幻冬舎新書 2025
共著
- 『低地諸国の言語事情―ゲルマンとラテンの間で』(河崎靖との共著、大学書林)2002
- 『オランダ語の基礎 文法と練習』(河崎靖、クレインス桂子との共著、白水社)2004
- 『中級オランダ語 表現と練習』(クレインス桂子との共著、白水社)2011
- 『ニューエクスプレス オランダ語単語集』(クレインス桂子との共著、白水社)2012
- 『戦乱と民衆』(倉本一宏・磯田道史・呉座勇一との共著、講談社現代新書)2018
- 『明智光秀と細川ガラシャ: 戦国を生きた父娘の虚像と実像』(井上章一・郭南燕・呉座勇一との共著、筑摩選書)2020
編著・共編著
外部リンク
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