フォックスハウンド (駆逐艦・2代)とは? わかりやすく解説

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フォックスハウンド (駆逐艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/05 00:09 UTC 版)

艦歴
起工 1933年8月21日
進水 1934年10月12日
就役 1935年6月6日
退役 1944年2月8日
その後 1944年2月8日にカナダ海軍に移籍。
性能諸元
排水量 基準:1,428トン、満載:1970トン
全長 329 ft (100.3m) o/a
全幅 33 ft 3 in (10.13 m)
吃水 12 ft 6in (3.81 m)
機関 アドミラリティ・ボイラー3基
パーソンズ蒸気タービン2基
2軸推進、38,000 shp
最大速力 35.5ノット (65.7 km/h;40.9 mph)
乗員 145名
兵装 120mm(4.7 in)単装砲 4基
ヴィッカース 0.5インチ4連装機銃 2基
533mm(21 in)4連装魚雷発射管 2基
爆雷 20発
爆雷投射機 2基
爆雷投下軌条 1軌

フォックスハウンド (HMS Foxhound, H69) はイギリス海軍F級駆逐艦

艦歴

本国艦隊に配属されたが、1936年から39年のスペイン内戦中にイギリスとフランスが 共和国軍・国民党軍双方に課した武器禁輸措置を実施するために、地中海艦隊に編成された。 1939年9月の第二次世界大戦の開始から数週間後、ドイツの潜水艦に対する攻撃を支援し、1940年4月から6月のノルウェーの戦いナルヴィクの戦いに参加した。

「フォックスハウンド」は1940年半ばにH部隊の一員としてジブラルタルに配備され、メルセルケビール海戦に参加した。 その後は、1941年後半までマルタ島への補給と増援を行う護送船団支援及び、H部隊の空母を護衛した。 また、6月18日には同型艦「フォークナー」、「フィアレス」、「フォレスター」及び 「フォアサイト」とともに、ドイツ潜水艦「U138」への攻撃を支援した。 12月には、一時的に地中海艦隊に所属し、そこで東地中海からマルタ島への護送船団を護衛した。 「フォックスハウンド」は1942年初頭に東洋艦隊 (イギリス)に配備され、その後南アフリカ沖で護衛艦隊に配属、1943年半ばに 護衛駆逐艦に転向するまで西アフリカで運用された。

1944年初頭に「フォックスハウンド」はカナダ海軍に移籍され、「カペル (HMCS Qu'Appelle)」と改名された。 その後、1946年5月27日に退役。1947年12月にスクラップとして売却された。

脚注

関連項目


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