フェーズII研究:概念実証(2011)
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「フィルゴチニブ」の記事における「フェーズII研究:概念実証(2011)」の解説
2011年11月、ガラパゴスNVは、メトトレキサート治療に対して不十分な効果を示した36人の関節リウマチ患者を治療した第II相試験(同定:NCT01384422、Eudract:2010-022953-40)の結果を発表した[要文献特定詳細情報]。12人の患者の3つのグループが以下のいずれかで治療された。(フィルゴチニブ200mg単回投与、200mgを2回に分けて投与、プラセボ)主要エンドポイントは、患者のACR20スコアだった。予定された4週間の治療後、回答者の83%がACR20スコアの改善を示した。治療を受けた患者の半数は、疾患の完全な(またはほぼ完全な)寛解を示した。貧血や血中脂質の変化の報告は無かった。同社はプレスリリースで、フィルゴチニブは臨床効果を示す最初の選択的JAK1阻害剤であると述べている。この研究の結果、同社は「GLPG0634は関節リウマチ治療でこれまでに報告された中で最も高い初期奏効率の1つを示している」と述べた。
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