フェニキアの植民地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/13 14:29 UTC 版)
「古代の植民都市」の記事における「フェニキアの植民地」の解説
紀元前1千年紀前半、地中海ではフェニキア諸都市が交易大国として栄えていた。エジプトやギリシャとも交易し、西は現在のスペインのガディル(現在のカディス)にまで交易航行拠点としての植民都市を築いた。ガディルからさらに大西洋航路を開拓し、錫の鉱石である錫石を豊富に産したグレートブリテン島とも交易路を築いた。特に有名で栄えたフェニキアの植民都市としては、ティルスを母都市として北アフリカに建設された Kart-Hadasht(Qart-ḥadašt、「新都市」の意)があり、後にカルタゴの名で知られるようになった。 後に、カルタゴが植民活動の主体となりカルタゴ・ノウァ(現カルタヘナ)等の植民都市を建設する。
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