フィンガープリント
フィンガープリントとは、デジタルコンテンツの同一性を確認するために使用される値のことである。
フィンガープリントは、デジタルコンテンツをハッシュ関数で計算した結果として出力される。コンテンツのハッシュ値を照合することで、比べたデータが同一内容か、あるいは改竄された内容になっているか、判断することができる。
フィンガープリントは、主に電子証明書や電子メールの本文が改竄されていないかどうか確認するなどの用途で利用されている。また、音楽やビデオなどのコンテンツが著作権を侵害したものでないかどうかを検出する用途や、音楽ファイルからその曲が何の曲であるかを特定する用途などでも利用されている。
フィンガープリントとは、元々は「指紋」を意味する英語である。ITや情報セキュリティの分野以外にも、遺伝子工学における「DNA指紋法」のように、同様の意味を示す名称としてフィンガープリントという表現が用いられている。
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