フィンカ6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 19:02 UTC 版)
「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」の記事における「フィンカ6」の解説
フィンカ6 (Finca 6, ID1453-001) は放射性炭素年代測定で西暦750年から1450年と推定されている遺跡群で、現在では周囲にバナナのプランテーションが広がる。Finca はスペイン語で「不動産」「農場」などの意味である。10 haほどの遺跡群が 4つの地区に分けられており、含まれる石球の直径は1.7 m から1.9 m、マウンドには花崗閃緑岩の石球で飾られたものも含まれている。しかし、何よりも特筆されるのは東西方向に2列に配置された石球を含む地区で、堆積作用によって地面に埋もれていたことで、本来の配列が保存されたと見なされている。世界遺産の構成資産に含まれたのはそれが理由であり、構成資産の中では最も重要な機能を担っていたと見なされている。 世界遺産としての登録面積は9.55 ha で、緩衝地域は65.7 ha である。
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