ファインディング・コストとは? わかりやすく解説

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ファインディング・コスト


発見コスト

読み方はっけんこすと
【英】: finding cost
同義語: ファインディング・コスト  

1 バーレル可採埋蔵量発見にどれだけの原価かかっているかについては、関係するあらゆるデータ持っている個々会社計算法工夫すればかなり真実に近い値を求めることができるかもしれないが、埋蔵量発見プロセス実情からすれば真の発見コストを的確に把握することは極めて難しい。1980 年代入ってから米国で発見コスト(findlng cost)と呼ばれるものが発表されるようになったが、これはある年の探鉱開発支出を同じ年の発見量除した数値である。これは到底理論的な意味での発見コストとは考えられず、この種の数値調査発表している調査会社は「発見コスト代用値(surrogate finding cost)」と称している。米国このような数値発表されるようになったのは、石油会社に対して有価証券報告書毎年石油・ガス埋蔵量探鉱開発支出額とを記載するよう義務づけられたことによる投資額と発見量とを関係づける当たって石油ガスコスト区分不可能で、また開発投資による埋蔵確認割合大きいので、いわゆる「発見コスト」は石油ガスとを合計ガスは 6,000cf= 1 バーレルとして加算)した量についてのものであり、コストには開発費含める例が多い。また発見量としては試掘による発見量と探・採掘による拡大量および回収率向上による増量のほか、既知鉱量修正量を含め場合含めない場合とがあり、発表者によっては異な数値注釈なしに提示されることがあるので注意要する




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