ファイナリストについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:11 UTC 版)
「UEFAチャンピオンズリーグ 1996-97 決勝」の記事における「ファイナリストについて」の解説
試合は1993年のUEFAカップ決勝と同じ顔合わせとなった。その際はユヴェントスが2戦合計で6-1で勝利している。その試合にユヴェントスの選手として出場した2人のドイツ人選手、ユルゲン・コーラーとアンドレアス・メラーは、ドルトムントに移籍していた。この試合には出場していないが、ドルトムントのブラジル人選手のジュリオ・セザールも1993年の試合にはユヴェントスの選手として出場していた。また、シュテファン・ロイターとパウロ・ソウザも元ユヴェントスの選手であり、マティアス・ザマーとカール=ハインツ・リードレは以前にイタリアのセリエAでプレーしたことがあった(リードレがラツィオからドルトムントに移籍した際の後釜はアレン・ボクシッチで、彼は1997年にはユヴェントスに移籍していた)。 ユヴェントスで1993年から在籍していたのはゴールキーパーのアンジェロ・ペルッツィと彼の控えのミケランジェロ・ランプッラだけだった(モレノ・トリチェリとアントニオ・コンテはクラブには在籍していたもののこの試合には出場していない)。また、前述の通りコーラーとメラーは相手側に移籍している。ドルトムントでは、ゴールキーパーのシュテファン・クロス、ストライカーのステファヌ・シャビュイサ 、ミッドフィールダーのレネ・トレショク、シュテファン・ロイター、キャプテンのミヒャエル・ツォルクが4年前から残っていた。 1993年の対戦に加えて、両クラブはUEFAカップ1994-95の準決勝でも対戦している。この試合もユヴェントスが勝利したが、決勝ではパルマに敗れている。 UEFAチャンピオンズリーグ1995-96グループステージでも両者は顔を合わせそれぞれアウェーで勝利したが、グループ首位とになったのはユヴェントスで、彼らは最終的にトロフィーを獲得している。 その後の数年間、ユヴェントスとボルシアドルトムントは、 チャンピオンズリーグ2014-15のグループステージでユヴェントスが勝利するまで両者の再戦は無かった。彼らは4回(1993年と1995のUEFAカップ、1995年と2015年のチャンピオンズリーグ)顔を合わせドルトムントでヴェストファーレンシュタディオンで対戦しているが、ドイツで行われた試合でユヴェントスが敗北したのはこの1997年の決勝だけである。また、ユヴェントスは2015年のチャンピオンズリーグでも決勝に進出しバルセロナと対戦しているが、偶然にもその試合会場は同じドイツのオリンピアシュタディオン、ベルリン・オリンピアシュタディオンで、この試合も3-1で敗れている。
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