ピュグマリオーンの妻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 07:01 UTC 版)
詳細は「ピュグマリオーン」および「en:Galatea_(mythology)」を参照 元はキュプロス島のピュグマリオーンが女神アプロディーテーの姿に似せて彫刻した象牙の女性像。自らが作った彫像に恋焦がれるピュグマリオーンの祈りを聞き届けたアプロディーテーによって、彫像は人間となりピュグマリオーンと結ばれた。二人の間にはパポスという息子が生まれ、これが現在のキュプロス島の地名パポスの由来とされる。 オウィディウスは『変身物語』の中でこの彫像の名前について言及していない。後世の人々が美貌で知られたニュンペーのガラテイアの名を彫像に与えたものである。キュプロス島におけるアプロディーテー崇拝の一端をうかがわせる神話である。
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