ビッグ・ベルタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 16:13 UTC 版)
「ボクスホール・ヴィクター」の記事における「ビッグ・ベルタ」の解説
英国のモータースポーツの「スーパー・サルーン」カテゴリーに参戦するために1974年にワンオフで「ビッグ・ベルタ」と綽名を付けられたFEの特別モデルのホールデン=レプコ ヴェントゥーラが製作された。ゲーリー・マーシャル(Gerry Marshall)の運転するこの車は強力なレース用チューンが施されたホールデン製5.0nbsp;L V型8気筒エンジンを搭載し、その全体形状以外はほとんど量産車との近似性は無かった。この車は不運に見舞われ6回目のレースで事故にあった。この車は大き過ぎ且つ重過ぎて、マーシャルの腕をもってしても操縦性に多大な問題を抱えていた。最終的に同じエンジンとシャーシ(短縮して)をずっと小型のボディと組み合わせた新しい車を製作することに決まり、この車には「ドループスヌート」フィレンザのボディが与えられた。「ベイビー・ベルタ」(Baby Bertha)と綽名されたこの車は、1977年にボクスホールがレースからラリーへと参戦の場を移すまでレースを席巻し、非常な成功を収めた。
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