ヒトーパデーシャとは? わかりやすく解説

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ヒトーパデーシャ【(梵)Hitopadeśa】

読み方:ひとーぱでーしゃ

有益な教訓の意》古代インド説話集パンチャタントラ」の異本の一。10世紀ごろ、ナーラーヤナ編。原本の5編を4編に改編し、独自の説話追加されている。


ヒトーパデーシャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/07 13:56 UTC 版)

ヒトーパデーシャ』(サンスクリット語: हितोपदेश hitopadeśa、「有益な(hita)教訓(upadeśa)」の意)は、主に動物を主人公にしたインド寓話集。散文韻文を交える。ベンガル地方のダヴァラチャンドラ王の宮廷でナーラーヤナによって書かれたと伝えられる。『パンチャタントラ』の伝本のひとつであるが、大幅に手が加えられている。本来5巻からなる『パンチャタントラ』を4巻にまとめ直し、多数の話が追加・削除されている。


  1. ^ Haksar (2007) の序文による
  2. ^ a b Keith (1920) p.263
  3. ^ a b Winternitz (1920) p.291
  4. ^ Keith (1920) pp.263-264


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