ヒス構文
「ヒス構文」とは、ヒステリックな口調で論理を飛躍させたり、話の論点をすり替えたりして相手に罪悪感を抱かせるような言い方をする表現方法のことを指す。特に母親がこのような話し方をする場合、「お母さんヒス構文」とも呼ばれる。この構文は、お笑いコンビ「ラランド」がSNSで紹介したことで広まり、2023年に流行した。
ヒス構文は、次のような特徴を持つ:
論理の飛躍や論点のすり替えを行う。
ヒステリックな口調で相手を責め立てる。
相手に罪悪感を抱かせる言い方をする。
具体的な例としては、「あなたがちゃんと勉強しないから私がこんなに苦労してるのよ!」や「私が家事を全部やってるのに、あなたは何もしないで怠けてばかり!」などがある。
ヒス構文は、元々は家庭内での母親のヒステリックな発言を指すものであったが、SNSでの流行に伴い、さまざまな場面で使われるようになってきている。注意が必要なのは、ヒス構文を使用するときは、相手を傷つけないようにすることである。流行語としてのヒス構文は、お笑いのネタとして消化されることが多く、過去の経験を振り返るセラピーのような役割も果たしている。
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