ヒスイ海岸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 07:55 UTC 版)
古代から宝石の一種として貴ばれたヒスイの原石が海岸に打ち上げられることから「ヒスイ海岸」と呼ばれている。日本の海岸でヒスイの原石が拾えるのは、このヒスイ海岸と東の糸魚川市につながる海岸回廊のごく限られた地域である。 ヒスイについて ヒスイ海岸にヒスイが打ち上げられる理由には2つの説がある。 ヒスイが東の姫川の上流にある小滝川ヒスイ峡、青海川の上流にある橋立ヒスイ峡といったヒスイの産地から川から海に流れ、波浪に運ばれヒスイ海岸に打ち上げられたという説。 フォッサマグナでの蛇紋岩層が小滝、橋立にあり、それがヒスイ海岸の海底にも分布しているのではないかという説。波のかくはんによりヒスイを含んだ蛇紋岩が海岸に打ち上げられるとも考えられているが、現在のところ海底の地質までは明らかにされていない。
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