パ (バレエ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/22 05:40 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動パ(仏:Pas)は、「ステップ」や「歩み」などを意味する単語である[1][2]。ここから派生して、バレエにおいてはバレエのステップやバレエにおける動きの総称、もしくは踊りの種類という意味でも使われる[1][2][3]。この単語に続けて記される言葉及びフレーズによって、前者の意味(バレエ技法におけるステップや動き)、または後者の意味(踊りの種類を表す言葉)のより多様な意味合いを表現する[1][2]。
前者の例としては、パ・ド・ブーレ(pas de bourrée、足を床から離さず素早く細かなステップで移動する一連の動き)[4]、パ・ド・バスク(pas de basque、バスク地方のステップという意味で伸ばした片脚を前から横に動かし、伸ばした脚の前にもう一方の脚を引き寄せて体の向いた方向を変える動き)、パ・ド・シャ(pas de chat、猫のステップを意味し、片方の足で踏みきって前後左右いずれかに跳躍しもう片方の足で着地する)などがある[5][6][7]。
後者の例では、パ・ダクシオン(Pas d'action、情景や筋の運びを表す一連の踊りでアントレ(入場の踊り)、アダージョ、ヴァリアシオン、コーダなどの要素を含み、ソリストやコール・ド・バレエの踊りもある)、パ・ド・ドゥ(Pas De Deux、2人のための踊り)などがある[2][5][8][9]。
脚注
- ^ a b c 『オックスフォード バレエダンス辞典』368頁。
- ^ a b c d バレエ用語辞典 公益社団法人日本バレエ協会ウェブサイト、2013年7月13日閲覧。
- ^ 『バレエ用語集』10頁。
- ^ bourréeは「詰め物をする」という意味の単語で、日本ではパ・ド・ブレとも表記される。
- ^ a b 『オックスフォード バレエダンス辞典』387頁。
- ^ 『バレエ用語集』46-48頁。
- ^ 『バレエ用語集』74-75頁。
- ^ 『オックスフォード バレエダンス辞典』383頁。
- ^ 3人で踊る場合は「パ・ド・トロワ」Pas De trios、4人ならば「パ・ド・カトル」Pas De Quatreとなる。
参考文献
- Croisé編、小山久美監修 『バレエ用語集』 新書館、2009年。ISBN 978-4-403-33026-1
- デブラ・クレイン、ジュディス・マックレル 『オックスフォード バレエダンス事典』 鈴木晶監訳、赤尾雄人・海野敏・長野由紀訳、平凡社、2010年。ISBN 978-4-582-12522-1
外部リンク
「パ (バレエ)」の例文・使い方・用例・文例
- 五番街のデビッド・クーパーという人の電話番号を数えてください
- 彼らのアパートは古道具屋の真上にある
- パーティーでは食べきれないほど食べ物が出た
- 添付のパンフレット
- 男子が生徒の55パーセントを占める
- 一律10パーセントの賃上げ
- スパイ活動
- パーティーは楽しいものだった
- 彼女はローザ・パークスにちなんでローザと名付けられた
- 結局彼はパーティーにやってきた
- 彼がパリを出立してからは,だれも彼の消息がわからない
- パーティーでは行儀よくふるまいなさい.それから12時までには帰りなさいよ
- パーティーに彼女がいたので彼の心は乱れた
- スーパーマーケットで私の財布があとかたもなく消えてしまった
- アップルパイアラモード
- このパソコンはまるまる2,000ドルかかった
- 申し立てによると彼はスパイだ
- パトカーが1台近づいてきて並んだ
- ヨーロッパの
- 早めにパーティーを失礼したので,楽しいことをすべて経験しそこねてしまった
- パ_(バレエ)のページへのリンク