パートナーシップとコラボレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 14:49 UTC 版)
「ノエラ・ポントワ」の記事における「パートナーシップとコラボレーション」の解説
ポントワはパトリック・デュポン、エリック・ヴ=アン、ウラジーミル・デレヴィヤンコ、ローラン・イレールなどをパートナーとして踊っている。彼女の共演者としてとりわけ名高いのは、ルドルフ・ヌレエフとシリル・アタナソフである。彼女にとって、2人との共演は最高の栄誉であった。同時に彼女は、2人から芸術的な面で多くのものを得ている。 ヌレエフとアタナソフは、それぞれ当時のバレエ界を代表する男性ダンサーであったが、スタイルは全く異なっていた。ロシア・バレエを体現する存在で、しかも一世を風靡していたヌレエフに対して、アタナソフはパリ・オペラ座バレエ団の生え抜きであり、フランス・バレエの伝統をさらに高みにまで押し進めていた。ポントワは当時を振り返って「彼らは二つの異なる流派の完成された姿をそれぞれ体現していましたからね」と述懐している。 ポントワはギリシャ系フランス人の作曲家兼ピアニスト、シプリアン・カツァリスと親しい友人である。カツァリスが企画した音楽と舞踊の公演への出演に際して、彼女は自らのためにいくつかの作品振付を試みた。そのときは自分を生かすよりも「音楽を主役」とすることを心がけたという。
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