パドレ・テンブレケ水道橋
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パドレ・テンブレケ水道橋 (スペイン語: Acueducto del Padre Tembleque) は、メキシコのメヒコ州とイダルゴ州に残る16世紀の水道橋で、フランシスコ会士のフランシスコ・デ・テンブレケの指導で17年を費やして建造された。アドベも駆使したこの水道橋は、最も高いところでは38 mにもなり、ヨーロッパの水利技術の蓄積と、アメリカ大陸先住民の文化との優れた融合として、2015年の第39回世界遺産委員会でUNESCOの世界遺産リストに登録された(登録名は「パドレ・テンブレケ水道橋の水利システム」)。パドレは「神父」の意味であり、テンブレケ神父の水道橋とも表記される。
注釈
- ^ ICOMOSの勧告書では1554年から1571年となっていた(ICOMOS 2015, p. 330)。
出典
- ^ World Heritage Centre 2015, p. 220
- ^ a b 日本ユネスコ協会連盟 2015, p. 27
- ^ a b c d e ICOMOS 2015, p. 331
- ^ ICOMOS 2015, pp. 331, 335
- ^ a b ICOMOS 2015, p. 330
- ^ ICOMOS 2015, p. 338
- ^ ICOMOS 2015, p. 340
- ^ 東京文化財研究所 2015, p. 319
- ^ 世界遺産検定事務局 2015, p. 354
- ^ 東京文化財研究所 2015, p. 317
- ^ 『なるほど知図帳・世界2016』昭文社、2016年
- ^ 『今がわかる時代がわかる世界地図 2016年版』成美堂出版、2016年
- ^ World Heritage Centre 2015, p. 221
- 1 パドレ・テンブレケ水道橋とは
- 2 パドレ・テンブレケ水道橋の概要
- 3 参考文献
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