パソコンよう‐めがね【パソコン用眼‐鏡】
読み方:ぱそこんようめがね
パソコン用眼鏡(PCメガネ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:44 UTC 版)
「サングラス」の記事における「パソコン用眼鏡(PCメガネ)」の解説
パソコンや携帯電話などの液晶ディスプレイからの光には、ブルーライトが多く含まれる。これは本来昼間の太陽光に含まれるもので、夜間にこれを浴びると脳が昼間と勘違いし、睡眠障害の原因になるとされる。さらにはブルーライトにより目が疲れるとする主張もある。その目の疲れを軽減させる目的で、ブルーライトだけを反射もしくは吸収するレンズを採用したサングラスがある。ただし、日本眼科医会は2021年4月、睡眠障害の防止については効果を期待できる可能性があるとしながらも、それ以外の効果は期待できないとし、さらに小児にブルーライトカット眼鏡を装用させては自然のままの太陽光を浴びる機会を奪い近視進行のリスクを高めるとして、小児の装用に対して慎重意見を表明した。米国眼科学会も、ブルーライトが眼に悪いとする科学的根拠はなく、ブルーライトカット眼鏡の使用を推奨しないとしている。
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