バンドコンセプト・歌詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 13:52 UTC 版)
「ILL BONE」の記事における「バンドコンセプト・歌詞」の解説
「パンクバンドに日本語の屈折した世界を、現代詩とかの世界をのっけたいと思った」(中田)というところから始まる。その歌詞は「政治的」と言われることが多い。実際、造反医学時代の歌詞には政治的アジテーションの要素も濃かったが、アジや明瞭なメッセージ性が後退していくことで、現代詩的なILL BONEの詩世界へと至った。メッセージソングを歌うパンクバンドから、自分たちが投げ込まれている現実=日本を問うものへと変化していった。造反医学時代から一貫しているテーマは「戦後というものへの居心地の悪さ」「祖国、日の丸、天皇、日本共産党、中核派に対する違和感」。中田が影響を受けた詩人は萩原朔太郎、寺山修司など。
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