バルブリフト量

大車林

バルブリフト量

英語 valve lift

バルブがバルブシート面に対して離れた運動方向の距離。バルブリフト量はバルブが開きはじめてから急激に増大し、すぐにピークを迎えたあと急速に減少する。カムのノーズ部がタペットやロッカーアームと接したときに最大リフト量になる。クランク角に対するバルブリフトは、おもにバルブスプリングの強さと動弁系の質量によって定まる。この加速度をクランク角に対して2度積分するとバルブリフト量になる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。