バニワリード
英語:Bani Walid
リビア西部のオアシス都市。首都トリポリの南東約150キロメートルに位置する。2011年9月5日現在、居場所が分らないカダフィ大佐の本拠地であると目されている。
リビアでは2011年2月頃から、チュニジアで起きた「ジャスミン革命」の影響などを背景に大規模な政権打倒の動きが広がっており、7月から8月にかけて本格的な抗争が勃発、8月末にはカダフィ政権が実質的に崩壊したと見なされるまでに至った。その後もカダフィ大佐の行方は知られず、カダフィ一派はバニワリードを本拠として潜伏しているものと推測されている。
バニワリドは2011年10月17日に、国民評議会を中心とする反カダフィ派により制圧された。
バニワリード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/19 07:29 UTC 版)
バニワリード(アラビア語:بني وليد)は、リビア北西部のトリポリタニア地方中央部のミスラタ県の県都。 2013年の人口は約8.5万人。 2007年まではバニワリード県の県都だった。 バニワリードはMerdumワジに面している。 バニワリードにはミスラタ大学のキャンパスの一つが置かれている。 [2][3] バニワリードはワルファラ族の本拠地である。 ワルファラ族は2011年リビア内戦においてムアンマル・アル=カッザーフィー支持を貫いており、首都トリポリ陥落後もカダフィ政権に忠誠を尽くし、反カダフィ派のリビア国民評議会軍と戦闘を続けている。 [4]
- ^ http://www.wolframalpha.com
- ^ University Profile, Misrata University website, accessed 13 February 2011
- ^ RMJM Chosen to Work on Two University Campuses in Libya, The Tripoli Post, 7 September 2008
- ^ [1]
- 1 バニワリードとは
- 2 バニワリードの概要
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