ハインリヒ・コニエッツニーとは? わかりやすく解説

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ハインリヒ・コニエッツニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/30 04:10 UTC 版)

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ハインリヒ・コニエッツニー(1954年)

ハインリヒ・コニエッツニー(Heinrich Konietzny, 1910年5月10日 - 1983年4月23日)は、ドイツ作曲家ヴァイオリン奏者でファゴット奏者。

経歴

グライヴィッツ(現ポーランド領グリヴィツェ)出身。幼いころよりマンドリン打楽器に親しみ、8歳の時からヴァイオリンを学んだ。9歳より聖歌隊に入り、最初の体系的な音楽理論を学んだ。その後、ベルリンに出てパウル・ヒンデミットの作曲クラスに学んだ。当初はヴァイオリニストとして活動していたが、1930年に事故で左手を負傷したため、ヴァイオリンをあきらめ、ヒンデミットの勧めでファゴット奏者に転身した。

1936年よりフーゴー・ディストラーに作曲を師事するとともに、ザールラント州放送局交響楽団のファゴット奏者の地位を得た。1939年より1945年の間は兵役についた。

1946年に再びザールラント州放送局交響楽団のファゴット奏者となり、1964年まで務めた。また1947年からザールブリュッケン音楽大学で教壇に立ち、作曲、器楽、室内楽のクラスを受け持った。

主な作品

作品には6つの交響曲、ラジオ放送音楽、映画音楽、マンドリン曲などがある。

室内楽

  • 交響的変奏曲「月が昇る」(5台のアコーディオンのための)
  • 小室内楽第2番(オーボエ、クラリネット、ファゴットのための)
  • トライアド(シロフォン、ヴィブラフォン、マリンバと3枚のシンバルのための)
  • パ・ドゥ・ドゥ(2台のピッコロのための)
  • トッカーティーナ(2台のピアノための)

マンドリンオーケストラ

  • シンフォニエッタ
  • デュットゥヴァイルの印象
  • 古いフランス民謡による変奏曲

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