ハイムリック・バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 17:10 UTC 版)
「ヘンリー・ハイムリック」の記事における「ハイムリック・バルブ」の解説
詳細は「フラッター・バルブ(英語版)」を参照 1962年、ハイムリックは胸部ドレナージに用いるフラッター・バルブ(別名ハイムリック・バルブ)を発明し、1969年には特許を取得した。自身では、第二次世界大戦中、胸部に被弾して死んだ中国人兵士を見て着想を得たと語っていたが、中国でハイムリックの医療助手を務めたフレデリック・ウェブスターは、この話に疑義を唱えている。このバルブは、気胸や血胸を起こした肺を再拡張させるため、胸腔から空気や血液を抜く際に用いられる。この発明は、ベトナム戦争時に多くのアメリカ人兵士の命を救った。
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