ノンブルの組み方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/12 03:07 UTC 版)
ノンブルをつける位置について、世界的な統一基準といったものは存在しない。しかしノンブルはページの整序を示す数字であるため、通常の書物においては全ページを通して一定の位置に打つ必要がある。ただし多くの場合、以下の4パターンに収まる。 天、小口ページ上部、ページの端 天、中央(左右センター)ページ上部、中央 地、小口ページ下部、ページの端 地、中央(左右センター)ページ下部、中央 また「不可欠な脇役」としての性質上、ノンブルはそれ自体が自己主張しすぎず、かつはっきりと視認できる書体およびサイズで組む必要がある。 また、本文とノンブルの間は、本文の文字サイズの1字分(14級ならば3.5mm)か、それ以上の余白を取ることが一般的である。 カタログなどでは、本文の文字の数倍のサイズで、濃度を落として「目に痛く」無いようにした上で、裁ち切りにかかるようにデザインしたものなども見られる。
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