ノルドールとオッセ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 01:57 UTC 版)
ノルドールの叛乱後、トゥアゴンはヒスルムの南西の地ネヴラストの領主となり、大海に臨むヴィンヤマールに住んだ。この頃ネヴラスト南西にあるタラス山付近の海岸には多くのシンダールが住んでいたが、これはウルモとオッセがたびたびこの地を訪れたためである。タラス山周辺ではノルドールとシンダールが混ざり合って住み、一つの民になっていった。 モルゴスの支配が強まると、トゥアゴンはヴァラールの助力を求めてキーアダンの元へ使者を送った。トゥアゴンの使者の一人ヴォロンウェは、キーアダンの手による七隻目にして最後の船に乗り込むと、ヴァリノールへ向けて旅立った。使者たちの乗った船は七年に渡って大海をさまよったあと、諦めて中つ国へ戻ることにした。かれが故郷のタラス山を認めたとき、オッセの嵐によって船は打ち壊され沈んだ。
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