ニードル脱毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:10 UTC 版)
ニードル脱毛は、電気針を使用する医療脱毛の一種。針脱毛、電気針脱毛とも呼ばれている。皮膚科や美容整形外科のある病院で行われる。医療行為のため、医師、もしくは看護師でないと施術は出来ない。1875年、アメリカの眼科医、チャールズ・E・ミッチェルによって、逆さまつ毛の治療法として考案される。日本には1960年あたりから取り入れられた。毛穴に絶縁針を刺し、電流と高周波熱で毛乳頭を焼き、組織を破壊して脱毛する。針を刺すといっても、鍼灸同様、2~3mm程の深さのため出血することはない。毛乳頭が完全に破壊されると、そこからは永久に毛が生えてこない。アメリカ食品医薬品局(FDA)が、永久脱毛の効果がある唯一の脱毛方法として認めている。レーザー脱毛では行えない産毛、白い毛、眉毛、日焼けした肌や、シミ、アザ、ホクロなどメラニン色素が濃い部分の脱毛がニードル脱毛では可能である。施術時に痛みを伴い、色素沈着や内出血等のトラブル事例も散見されており、施術時には注意を要する。
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