ナパ・キャットワンチャイとは? わかりやすく解説

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ナパ・キャットワンチャイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/10 08:17 UTC 版)

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ナパ・キャットワンチャイ
基本情報
本名 Suwit Sae-Tang
階級 ミニマム級
国籍 タイ
誕生日 (1967-07-27) 1967年7月27日(52歳)
出身地 ナコーンラーチャシーマー県
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 25
勝ち 16
KO勝ち 8
敗け 8
引き分け 1
無効試合 0
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ナパ・キャットワンチャイ(Napa Kiatwanchai、1967年7月27日 - )は、タイ王国ナコーンラーチャシーマー県出身の元プロボクサーで、元WBC世界ミニマム級王者。

来歴

1986年8月7日、プロデビュー。

1987年1月26日、5戦目でWBCインターナショナルミニマム級初代王座決定戦出場。ニコ・トーマスインドネシア)を12回判定に降し、王座獲得。翌1988年4月16日、初防衛に成功し、5月に王座返上。

1988年6月5日、7戦目で世界初挑戦。大阪でWBC世界ミニマム級王者井岡弘樹に挑み、12回判定で引き分け。なお、この試合では最終回終了のゴングが30秒早く鳴らされたことが物議を醸した[1]

1988年11月13日、井岡に再挑戦。フルラウンドを戦い抜き、判定勝ち。9戦目で世界王者に輝いた。その後、井岡とは1989年6月10日の2度目の防衛戦でも対戦し、11回TKO勝ち。

1989年11月12日、2度目の防衛戦。敵地で元IBF世界ライトフライ級王者崔漸煥韓国)と対戦し、最終・12回TKO負け。王座から陥落。

1990年6月8日、後楽園ホールで通算3度目の世界挑戦。2月に崔を破ってWBC世界ミニマム級王座を獲得した大橋秀行に挑むが、ダウンを奪われた末の12回判定負け。世界王座返り咲きならず。

1992年9月14日、2階級制覇を目指し、WBC世界ライトフライ級王者ウンベルト・ゴンザレスメキシコ)に挑戦するが、2回TKOで敗れる。その後、11月20日に日本で再起戦を行ったが、ここでも2回TKO負け。以降、4年間リングから遠ざかる。

1996年10月24日、4年ぶりの復帰戦を行い、8回判定勝ちを収めたものの、以降は2000年までの間に日本で4試合を行い全敗[注釈 1]この4試合を最後に引退した。

脚注

  1. ^ 1999年4月28日にはかつて対戦した大橋の愛弟子川嶋勝重に5回TKO負け、同年10月21日にもかつてのライバル、井岡弘樹が所属するグリーンツダの藤原康二と対戦し、6RTKO負けで因縁の対決に終止符が打たれる。
  1. ^ ボクシングマガジン 1988年7月号 井岡、引き分け防衛

関連項目

外部リンク

前王者
井岡弘樹
WBC世界ミニマム級王者

1988年11月13日 - 1989年11月12日

次王者
崔漸煥




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