ナノウェブ弦 (Nanoweb string)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 15:54 UTC 版)
「弦 (楽器)」の記事における「ナノウェブ弦 (Nanoweb string)」の解説
エリクサー・ストリングスが発売している比較的新参のタイプの弦。通常エレクトリックギター、エレクトリックベースに使用する。ワウンド弦の表面を樹脂でコーティング加工しているため、音の減衰の要因である錆が生じにくく高音質を長く(従来より3〜5倍ほど)維持できる。コーティング自体は超極薄のためコーティング無しの通常の弦と音質が殆ど変わらず、ブライトで迫力のある音質である。また、巻き弦の出っ張りが抑えられているため、フィンガーレスノイズは発生しにくいのも利点である。また、2005年から2011年までのセットでは、巻き弦だけではなくプレーン弦にもコーティングが施されていた(現在は施されていない)。価格は加工している分割高となっているが、長寿命の利点で考えれば価格バランスは適正ともいえる。
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